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#0945




Photo exhibition of travel mind

アイヤルミチ 〜 Path of the Okinawan Butterfly         

アイヤルミチへの道 24


展示作業も大詰め。写真を88点、薄いパネルに貼って、キレイにカットするだ
けだが、これは今までの作業の中でも結構しんどい。
こういうのは今まで業者まかせだったが、お金がないとそういう努力もしないと
いけない。うちは狭くてたいした作業場もないから、ベッドのマットを外して
の上で作業をする。少しでもキレイにカットするとなると、僕は気分をブラッ

ジャックのオペの世界にして、サクッ!、スススー、パッパッ、というメスさ

きをイメージしつつ、カッターをあてる。すべてに魂を捧げる気持ちになると、
不思議とその時間は充実していくものだ。
これができたら、設営までは作品を置いとくだけ。88点の流れに対して、さら
に小さいプリントでまわりを彩ろうとも考えたけど、混乱させてしまうだろうか
ら、やめた。

明日にはうちに展示案内ハガキ1000枚が届く。作業が終わり次第、これも
枚1枚、手紙を書くつもりで、500名ほどの方々に郵送で送る。お店に100
枚くらい置いてもらって、僕の出た大学のあちこちに200枚くらい置いても、
200枚は残る。今回はその200枚も有効に使いたい。以前世話になった銀座
のギャラリーにでも持っていこうかな。

1000枚のうち、実際、展示に足を運んで頂けるのは、僕がどんなにがんばっ
ても150名までだ。今回は前回より日数も少ないけれど、同じくらいをキープ
できれば、成功というところだろう。
これから先、引っ越した人の住所を聞き直したり、まったくご無沙汰の人にも住
所を聞き出すメールを送ったりする努力を怠れば、100名切ってしまう可能性
もある。
2、3年前と比べ、生活が苦しくなった人が増えたこと、同世代の多くは家族も
でき、圧倒的に時間がとれないこと、節電、節約の流れで、交通費と飲食代を支
払ってまで佐藤祐介の写真を見にいこうと考えてくれる人は、僕の周りでは15
0名まで、ということだ。
なにもたくさんの人を集めることがすべてじゃないわけだが、これができないと
これからの長い作家活動は約束されないだろう。仕事をして名刺を交換して、そ
の人たちに手早く一括メールで展示のお知らせを僕がするようになったら、僕は
そこで展示なんかやめてしまうんだと思うけどね。
今回はお店のお客さんとして来て頂いた人にも、できるだけ振り向いてもらえる
だけの内容をそれなりに考えたと思う。僕を知らない多くの人たちに何かを届け
ることは、僕はあまり得意としていないが、そのへんはもっと頑張らなくてはい
けないと思っている。



#0945-10-07 /  Nishihama

at 13:13, yusukesato, Ay

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