2011.09.24 Saturday
#0917
おとなり金子さんちの墓参りに。僕が大学の時に住んでいたアパートの近くに
ある霊園だ。あの頃はこの広い霊園をなぜか昼夜問わず散歩していたから、僕
の思い出の地でもある。
今はこうして3人できている。暑い中、雑草を懸命に引っこ抜いて大掃除。き
れい好きのおばさんは、掃除をしだすと止まらない。
墓石の側に誰かが植えてくれたのか、自然発生したのか、オレンジのスカシユ
リが砂利の間から2本伸びていた。もう少しで咲きそうだ。もちろんそれは大
切に残して根元に水を注いだ。
お隣りのお隣りのお墓はもうしばらく誰も来ていないようで、植物のび放題の
ぼうぼうだ。金子家の区画だけやたら綺麗になった。墓参りってこういうこと
だよと、ふたりに教わった。
今年の僕は相当な数の墓を参った気がする。そしてこの10年くらいずっと考
えないようにしてきたことも、ちらっと考えた気がする。自分の存在をどこか
で意識しない生き方があっただろう。それをしているようでしていなかったの
が、僕でもある。
残されている時間、大切にしたいもの。大事なのはそれを想い続けること。難
しいことだけど、心の中に植えておくことだけは、きっと誰にでもできるはず。
しいことだけど、心の中に植えておくことだけは、きっと誰にでもできるはず。
雑草にもそれなりの意味はある。ユリが台風に耐えたかがちょっと気がかりだ
が、元気に開いていると嬉しい。
#0917-11-09 / Kaneko Family 6
at 03:35, yusukesato, 11
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